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供養の「困った」を解決します!永代供養の樹木葬「天空陵」解決事例② 先祖のお墓の【お墓じまい】

「どうしよう…」「なんとかしたい」

そのお困りごと、熊本・大分の樹木葬墓地 金剛宝寺「天空陵」が解決します!

 

『できるだけ多くの人々の供養に関するお困りごとを解決すること』

これが金剛宝寺「天空陵」が何よりも大切にしていることです。

ですから、一般的なお寺では「しきたりに反している」と言われることであっても、

ご利用される方のお困りごとの解決に必要であれば、可能な限り叶えていきたいと考えています。

それは、これまで受け継がれたルールとは少々異なっているかもしれません。

しかし何よりも大切なのは「人々が安心して笑顔で暮らせることである」と私たちは考えます。

 

金剛宝寺ホームページでは

「金剛宝寺 天空陵を選んで良かった!悩んでいたことが解決した」

金剛宝寺だからこそ解決できたちょっと難しい事例を連載形式でご紹介しています。

第二回目の今回は「お墓じまい」がテーマ。ぜひご覧くださいね。

 

 

 

 


 

Case2【先祖代々のお墓のお墓じまい。遺骨の数がたくさんあるけど…どうしよう】

 

〈お困りごと〉

・南小国町在住のI様。山の中の墓所に地域の共同墓地があり、

先祖代々のご先祖様のご遺骨が埋葬されているが、熊本の地震で被災し倒壊してしまった。

 

・同じ墓所でお墓を再建しようと考えていたが、墓地に行くまでの道のりでさえ草刈りが必要なほど不便な場所で、

お墓の清掃も大変であるため、家族の反対もあり迷っていた。

 

・先祖代々のお墓なので、墓じまいするとお骨が10体以上になる。

それを納骨するためには、大きなお墓や納骨堂が必要となるため費用の負担が大きい。

 

 

 

 

〈ご要望〉

・お墓参りにも便利な、車で行ける交通の便が良い墓所に移したい。

 

・地震でお墓が倒壊した経験があるので、倒壊の心配がないお墓にしたい。

 

・先祖代々のお墓に刻んであったI様のお父様が揮毫した字を残したい。

 

〈心配されていたこと〉

 

「先祖代々のお墓なのでご遺骨が10体以上あるが、一つのお墓に全部のご遺骨を納骨したい。

それは可能だろうか…」

 

 

【こうして解決!】

 

阿蘇郡に在住のI様のケースです。金剛宝寺の近隣ですが、かなりの山の中に地域の共同墓地があり、

そこに先祖代々のお墓を建てられていました。

しかし、2016年の熊本大地震の際に被災され、墓地も大きな被害に見舞われました。

共同墓地では他のお墓も多くが倒壊し、先祖代々守り継がれてきたI様のお墓も無残な姿になってしまったのです。

 

I様は倒壊したお墓を片付け、新しいお墓を建てるつもりでした。

しかし、お子さん方はそれを反対されました。

というのもI様のお墓があった共同墓地は、墓所に行くまでの道のりさえも草刈りが必要な山の中にあり、

お墓掃除にも毎回大変な労力が必要だったのです。

「『お墓を建て直すのはいいが、この場所に建て替えるのはやめてほしい』と子どもたちに言われました。

私たちとしても、子どもたちがせっかく里帰りをしてくれているのに、

お墓参りのたびに大変な思いをさせてしまうのは申し訳ないと感じていましたので、

思いきってお墓じまいをして、新しい墓所にお墓を建て直すことにしました」とI様。

出来れば近隣の墓地で、交通の便が良く、価格も安価な墓所はないだろうか…と考え

探していたところ、天空陵のことを知ったそうです。

 

「ご自宅からも近いし、価格も安価、永代供養付きで、周辺環境もとても良い」とI様の条件を満たすものでしたが、

課題となったのが「ご遺骨の数」でした。

天空陵「家族墓」の納骨可能数は6仏様まで。

しかしI様のお墓は先祖代々のお墓であるため、10仏様以上埋葬されていたのです。

 

「家族墓といっても小さなお墓だし、10体以上納骨となると無理かもしれない」とI様はご不安だったそうですが、

金剛宝寺の住職は笑顔でこう答えました。

 

「大丈夫ですよ。お任せください」

 

というのも、天空陵の埋葬方法は「骨壺」だけでなく、ご要望に応じて柔軟に選ぶことができます。

骨壺に入れないで埋葬するなら、6体以上のご埋葬にも対応することが可能なのです。

 


 

墓誌は6仏様までしか彫刻することが出来ませんが、I様は「先祖累代の墓」ということで

墓誌は作らないことにしました。

 

しかし、I様には彫刻については一つだけこだわりがありました。

 

 

「これまでのお墓には亡き父の字が刻まれています。これまでのお墓が全てなくなってしまうのは寂しいので

せめてその字を天空陵のお墓に使ってほしいのです」(I様)

 

そこで、その文字を紙に擦り取し、棹石の彫刻として再現することになりました。

 

彫刻は石材店のプロの職人によって見事に再現!

見た目は小さいのですが、これまでお墓を守り続けてきたI様や

ご先祖様の想いがしっかりと活きたお墓に生まれ変わったのです。

 

I様は「永代供養なので将来も安心ですね。

子どもが地元からいなくなっても阿蘇に眠りたいと考えていたので、

私たちもご先祖さまと一緒に眠りたいと思っています」と完成したお墓を眺めながらおっしゃいました。

 

少子化、核家族化が進む中で、先祖代々のお墓を守り継ぐことが出来ないと

お悩みの方は少なくありません。

先祖代々のお墓は大切にするべきですが、お墓の管理をする人がいなくなってしまい、荒れ放題になっては意味がありません。

そんな中で安心できる永代供養のお墓に「お墓じまい」することは、

ご先祖様を大切にするからこその選択肢のひとつと言えるでしょう。

 

これからも金剛宝寺「天空陵」は供養に関する様々な悩みや問題を抱えた

皆様の「お困りごとの解決」に全力を注いでまいります。

 

まずは金剛宝寺へお気軽にご相談ください。

 

 

 

いま増えています!「お墓じまい」からの「永代供養」。

急増している「お墓じまい」について詳しくご説明します。

 

6月に入り、すっきりとしない天気の日も増えてきました。まもなく梅雨入りでしょうか?

 

しかし、熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」は、今まぶしい新緑に包まれていて、

雨の日もしっとりとした美しさがあります。

とはいえ、天空陵の魅力を最大限に堪能できるのはやはり「天気のいい日」ですね。

天気予報をチェックしつつ、熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」にぜひご見学にいらしてくださいね(^▽^)/

 

さて、最近増えているのが「先祖代々のお墓をお墓じまいをして天空陵に改葬(※)したい」というご要望です。

お墓じまいとはお墓を片付けて更地にし、墓地の管理者に返還すること。

「お墓じまい」という言葉を聞くとあたかも「お墓を壊して無くしてしまう」かのようですが、

お墓を解体したあともお墓に入っているご遺骨の保管場所は必要ですから、お墓じまいのほとんどがこの「改葬(※)」なのです。

 

※改葬…「ご遺骨のお引越し」のこと。これまで安置していたお墓や納骨堂からご遺骨を取り出して、別のお墓や納骨堂等に移すことを言います。

 

 

ではなぜ「お墓じまい」をする人が増えているのでしょうか?

 

■お墓じまいの理由は以下のようなことが多いようです。

 
「子どもがいないので、夫婦が亡くなったあとお墓を管理をする人がいない」

「先祖代々のお墓が遠すぎて、なかなかお墓参りに行くことができない」

「お墓が遠いので、お参りに行きやすい墓地や納骨堂などにお骨を移したい」

「遠方に住んでいる子どもたちにお墓のことで負担をかけたくない」

「何か所かに点在している先祖のお墓をまとめて、お骨を別の墓所に移したい」

「年をとりお墓の管理が大変。お墓じまいして永代供養の墓所に移したい」

「お墓掃除が大変なので、お墓掃除をしなくていい納骨堂や永代供養のお墓にしたい」

 

■お墓じまいのお値段

 
ではお墓じまいにはおおよそ、いくらくらいかかるのでしょうか?

お墓を撤去して更地に戻す費用としては、一般に1㎡あたり10万円程度と言われています。
もちろん、この価格は単なる目安。
お墓の立地や石の大きさ、そして地域によっても大きく異なってきます。
まずは地元の石材店に相談し、見積もりを取ってみると良いでしょう。

またお墓じまいには、工事費だけでなく下記のような費用が必要となることがあります。

 

【離檀料】

お寺の墓地からお骨を出して別の墓所に移す場合、お墓じまいと同時に檀家を抜ける(離檀する)ことも少なくありません。

その際、これまでお世話になった感謝をこめてお寺に離檀料を払うこともあります。

金額は数万円~場合によっては数十万円ということも。

近年、離檀の際、高額の離檀料を請求されたといったケースが問題視されていますが、

離檀料には法的な根拠はありません。

しかし、今までお世話になったお寺とこじれてトラブルになってしまっては悲しいですね。

そのためにもお墓じまいする際は勝手に決めてしまわず、お寺に事前に相談しましょう。

 

【閉眼供養のお布施】

お墓を建てる際は「開眼供養=魂入れ」をしていますので、墓石には魂が宿っていることになります。

そのため、お墓じまいの際は閉眼供養をしてお墓から魂を抜き、墓石をただの石に戻さなければなりません。

閉眼供養の際はお寺に供養を依頼しますが、その際はお布施の用意が必要となります。

金額はお寺やお寺との関係性などによって異なりますが、一般に数万円程度と言われています。

 

【新しい墓地・納骨堂・散骨などの費用】

お墓じまいをして取り出したお骨は新しいお墓や納骨堂等に移すことになります。

時にはご遺骨を粉骨して海洋などに撒く「散骨」を選ぶ人もいます。

どれを選ぶ場合も一定の費用はかかります。費用はそれぞれ異なりますので、予算に合わせて無理のない墓所を選びましょう。

 

【手続きの費用】

お墓じまいの際は役所や墓地の管理者から所定の書類を交付してもらわなければなりません。

自治体や管理者によっては発行時に数百円~1000円程度の手数料が必要となります。

「手続きが面倒だから代わりにしてほしい…」という場合は、行政書士などに代行を依頼することもできます。

しかし、この場合は10~30万円ほどの費用が必要と言われています。

 

 

■お墓じまいの手順(改葬の場合)

 
1.霊園やお寺など墓地の管理者へ「墓じまい」をすることを届け出ます。

2.新しいお墓に移す場合には事前に墓地・墓石を確保します。

3.既存墓地を管轄する役所から改葬許可申請書の用紙をもらい、墓所の管理者から改葬許可申請書に署名・捺印してもらいます。

4.ご遺骨を取り出し閉眼供養をしてもらいます。

5.石材店にお墓の解体・撤去などの工事をしてもらいます。

6.新しい墓所や納骨堂等で開眼供養をしてもらい納骨をします。

 

■お墓じまいの注意点

 
①家族や親せきとしっかり話し合って決めましょう。

②お世話になったお寺や霊園に事前に相談し、失礼のない対応を心がけましょう。

③埋葬されているのはどなたか、何体納骨されているのかなど、埋葬状況を確認しておきましょう。

 

 

■熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」はお墓じまいのあとの改葬にもおすすめです。

 
天空陵は樹木葬墓地ですが、6霊様までご納骨可能。しかも個別のお墓でずっと合葬しない永代供養の墓所ですので供養面も安心。

従来の「お墓」の魅力と、「永代供養」の魅力、そして「樹木葬」の魅力を併せ持った樹木葬墓地ですので、お墓じまいにも最適です。