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2019/06/07

いま増えています!「お墓じまい」からの「永代供養」。

急増している「お墓じまい」について詳しくご説明します。

 

6月に入り、すっきりとしない天気の日も増えてきました。まもなく梅雨入りでしょうか?

 

しかし、熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」は、今まぶしい新緑に包まれていて、

雨の日もしっとりとした美しさがあります。

とはいえ、天空陵の魅力を最大限に堪能できるのはやはり「天気のいい日」ですね。

天気予報をチェックしつつ、熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」にぜひご見学にいらしてくださいね(^▽^)/

 

さて、最近増えているのが「先祖代々のお墓をお墓じまいをして天空陵に改葬(※)したい」というご要望です。

お墓じまいとはお墓を片付けて更地にし、墓地の管理者に返還すること。

「お墓じまい」という言葉を聞くとあたかも「お墓を壊して無くしてしまう」かのようですが、

お墓を解体したあともお墓に入っているご遺骨の保管場所は必要ですから、お墓じまいのほとんどがこの「改葬(※)」なのです。

 

※改葬…「ご遺骨のお引越し」のこと。これまで安置していたお墓や納骨堂からご遺骨を取り出して、別のお墓や納骨堂等に移すことを言います。

 

 

ではなぜ「お墓じまい」をする人が増えているのでしょうか?

 

■お墓じまいの理由は以下のようなことが多いようです。

 
「子どもがいないので、夫婦が亡くなったあとお墓を管理をする人がいない」

「先祖代々のお墓が遠すぎて、なかなかお墓参りに行くことができない」

「お墓が遠いので、お参りに行きやすい墓地や納骨堂などにお骨を移したい」

「遠方に住んでいる子どもたちにお墓のことで負担をかけたくない」

「何か所かに点在している先祖のお墓をまとめて、お骨を別の墓所に移したい」

「年をとりお墓の管理が大変。お墓じまいして永代供養の墓所に移したい」

「お墓掃除が大変なので、お墓掃除をしなくていい納骨堂や永代供養のお墓にしたい」

 

■お墓じまいのお値段

 
ではお墓じまいにはおおよそ、いくらくらいかかるのでしょうか?

お墓を撤去して更地に戻す費用としては、一般に1㎡あたり10万円程度と言われています。
もちろん、この価格は単なる目安。
お墓の立地や石の大きさ、そして地域によっても大きく異なってきます。
まずは地元の石材店に相談し、見積もりを取ってみると良いでしょう。

またお墓じまいには、工事費だけでなく下記のような費用が必要となることがあります。

 

【離檀料】

お寺の墓地からお骨を出して別の墓所に移す場合、お墓じまいと同時に檀家を抜ける(離檀する)ことも少なくありません。

その際、これまでお世話になった感謝をこめてお寺に離檀料を払うこともあります。

金額は数万円~場合によっては数十万円ということも。

近年、離檀の際、高額の離檀料を請求されたといったケースが問題視されていますが、

離檀料には法的な根拠はありません。

しかし、今までお世話になったお寺とこじれてトラブルになってしまっては悲しいですね。

そのためにもお墓じまいする際は勝手に決めてしまわず、お寺に事前に相談しましょう。

 

【閉眼供養のお布施】

お墓を建てる際は「開眼供養=魂入れ」をしていますので、墓石には魂が宿っていることになります。

そのため、お墓じまいの際は閉眼供養をしてお墓から魂を抜き、墓石をただの石に戻さなければなりません。

閉眼供養の際はお寺に供養を依頼しますが、その際はお布施の用意が必要となります。

金額はお寺やお寺との関係性などによって異なりますが、一般に数万円程度と言われています。

 

【新しい墓地・納骨堂・散骨などの費用】

お墓じまいをして取り出したお骨は新しいお墓や納骨堂等に移すことになります。

時にはご遺骨を粉骨して海洋などに撒く「散骨」を選ぶ人もいます。

どれを選ぶ場合も一定の費用はかかります。費用はそれぞれ異なりますので、予算に合わせて無理のない墓所を選びましょう。

 

【手続きの費用】

お墓じまいの際は役所や墓地の管理者から所定の書類を交付してもらわなければなりません。

自治体や管理者によっては発行時に数百円~1000円程度の手数料が必要となります。

「手続きが面倒だから代わりにしてほしい…」という場合は、行政書士などに代行を依頼することもできます。

しかし、この場合は10~30万円ほどの費用が必要と言われています。

 

 

■お墓じまいの手順(改葬の場合)

 
1.霊園やお寺など墓地の管理者へ「墓じまい」をすることを届け出ます。

2.新しいお墓に移す場合には事前に墓地・墓石を確保します。

3.既存墓地を管轄する役所から改葬許可申請書の用紙をもらい、墓所の管理者から改葬許可申請書に署名・捺印してもらいます。

4.ご遺骨を取り出し閉眼供養をしてもらいます。

5.石材店にお墓の解体・撤去などの工事をしてもらいます。

6.新しい墓所や納骨堂等で開眼供養をしてもらい納骨をします。

 

■お墓じまいの注意点

 
①家族や親せきとしっかり話し合って決めましょう。

②お世話になったお寺や霊園に事前に相談し、失礼のない対応を心がけましょう。

③埋葬されているのはどなたか、何体納骨されているのかなど、埋葬状況を確認しておきましょう。

 

 

■熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」はお墓じまいのあとの改葬にもおすすめです。

 
天空陵は樹木葬墓地ですが、6霊様までご納骨可能。しかも個別のお墓でずっと合葬しない永代供養の墓所ですので供養面も安心。

従来の「お墓」の魅力と、「永代供養」の魅力、そして「樹木葬」の魅力を併せ持った樹木葬墓地ですので、お墓じまいにも最適です。

 

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