NHK「クローズアップ現代+」でお墓に関する興味深い特集が取り上げられていました。
2018年4月9日に放送されたクローズアップ現代+の「急増する『墓じまい』 新たな弔いの形とは」
皆さんはご覧になられたでしょうか?
「近年なぜ墓じまいが増えているのか」ということに端を発し、
これからの時代の弔い方について様々な角度から取り上げられていました。
その一つが急増するお墓じまいに対する対応。
熊本・大分でも「永代供養」付きのお墓や納骨堂に改葬(お骨の引っ越し)する人が増えていますが、
核家族化が進む中でお墓参りに行く機会が減り、過疎化が進む自治体などでは
お墓が放置されたままというケースも多く社会問題の一つにもなっているそうです。
そうした時代のニーズに応えた形として、
番組では“最後の一人が亡くなった13年後に墓じまいをしてくれる”サービスを始めた石材店や、
電話一本で寺や霊園との交渉、行政の許可、石材業者の手配など墓じまいのすべてを代行するベンチャー企業などが紹介されました。
また、お墓に代わる弔いとして、散骨や手元供養、宇宙葬、気球に乗せて飛ばすバルーン葬なども紹介。
さらにはポケモンGoと同じ技術で、スマホに故郷の風景や墓じまい前のお墓の風景が映し出すサービスを行っている業者も。
また、高齢者住宅で共同墓を建てる自治体もあり、家族がいなくても残った高齢者住宅の方々がお墓参りをしてくれる、
おひとり様も安心できるシステムづくりが進んでいるようです。
番組では、どんな弔い方がいいか悪いかということではなく、個人がそれぞれ選択することであり、
誰もに例外なく訪れる人生の終幕に、時代の流れが押し寄せていると締めくくられていました。
従来は「お墓」だけだった弔いの形に様々な選択肢が加わってきた今、
何が良い悪いではなく、自分の生き方、家族の意志、家族の在り方などに合わせて、
後悔しない供養先を選ぶ際ことが必要である…ということですね。
熊本・大分の樹木葬「金剛宝寺・天空陵」も、そうした供養のお悩みを解決するための
選択肢の一つになれたらと考えています。
そのため、天空陵・家族墓を創る際も、様々な方々の供養に関する様々なお悩みをじっくりとヒアリングし、
●お墓の後継者がいなくてもお寺が管理する永代供養
●ずっと合祀せず6名様まで埋葬できる家族墓と低価格の合祀墓を用意。
●宗教宗派を問わずどなたでも入ることができる樹木葬
●購入後の負担がなく、供養面も安心できる
という特徴を持たせることにしたのです。
その際、「遠方に引っ越してしまいお墓参りが出来ない」
「お墓参りがしたいけど、車がないし、なかなかお墓参りに行くことができない」というご意見もうかがい、
自宅にいながらお墓参りが出来る、インターネット動画配信サービスも始めました。
お墓参りの様子をyoutubeで配信しますので、「遠く離れた場所からでも、別々の場所からでも一緒にご法要もできる」と
ご好評いただいています。
「お墓参り」に何より大切なことは、直接お墓でお参りするかどうかではなく、
故人を思う気持ち、そして残された方々が故人の思い出を胸に前向きに人生を送っていくことだと思います。
自分のいまの生活を大切にしながら納得できる供養ができる方法を、ぜひ探してみてくださいね。