■永代供養・樹木葬をお探しの皆さん。
お困りごとやご質問などに、お墓ディレクターがお答えします!
近年、熊本や大分でも注目されている永代供養や樹木葬。
しかし言葉だけは知っているものの、どんな埋葬方法か、どんな供養かなど、知らない人も意外と多いようです。
そこで今回から数回にわたって、
永代供養・樹木葬に関する疑問、質問などについてお墓ディレクターがお答えしていきます!
一回目の今回は「永代供養で求められる費用について」。
永代供養はお墓の後継者がいなくてもお寺や霊園など墓所の管理者が代わりに供養をしてくれる制度で、
価格も普通のお墓よりも安に設定されているところ多いようです。
また基本的に納骨後の管理料などは必要ありません。
では具体的にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
墓所や寺院によって異なりますが、ある程度の金額を理解しておきましょう。
■永代供養のお値段はだいたいどれくらい?
永代供養の価格には「永代供養料」が含まれています。
永代供養料とは墓所や納骨堂の管理者にご遺骨を管理してもらい、永代にわたって供養をしてもらうための費用であり、
そこには永代使用料(使用するスペース代)、納骨堂や墓所の設備の使用料・維持費なども含まれていることが多いようです。
契約時に永代供養料を支払えば、一般に追加の費用は必要ありませんが、
墓所によっては生前や最終納骨者がご納骨されるまでは管理費の支払いが必要なところもあります。
あらかじめ確認しておきましょう。
〈お墓で永代供養〉
「永代供養って共同の納骨スペースに、他の方のお骨とまとめて納めるんでしょ?」と思ってる方も多いようです。
一般に永代供養=合葬(合祀)墓と考えられていますが、実はお墓で永代供養をすることもできます。
お墓で永代供養をする場合は、管理料を一括支払いして従来型のお墓で永代供養をするタイプ、
夫婦墓のように1~2人用のお墓で、最終納骨者を納骨して一定期間経過後には合葬墓に移されるタイプなどがあります。
価格は永代供養料を含め70~200万円程度となり、永代供養としてはお高めになりますが、
従来型のお墓の魅力と永代供養の魅力の両方を兼ね備えたお墓となります。
〈納骨堂で永代供養〉
永代供養の納骨堂にもいくつかの種類があります。
納骨堂は一般には家族用のものが多いのですが、最近はご夫婦用やお一人様用の納骨壇が用意されている納骨堂も増えています。
以下、納骨堂をタイプ別にご紹介しましょう。
①仏壇タイプ
上部分に仏壇スペースを配し、お位牌を置いたり、お花や線香を手向けたりすることができる、従来型の納骨堂です。
通常はご親族などが継承し、毎年管理費などを支払います。
しかし、「これまで従来型の納骨堂を使用していたけれど、納骨堂の後継者がいなくなった」という場合などは、
管理費を一括支払いして、そのままの納骨壇で永代供養をしてもらうことができる施設もあるようです。
個別安置期間は契約時に決めることができ、期間終了後には合葬墓へ移され合祀されます。
お寺の納骨堂の場合は檀家・門徒さんに限定している場合が多いようです。
②ロッカータイプ
コインロッカーのような形の納骨壇。納骨堂での永代供養ではこのタイプが多いようです。
少人数のご納骨に適しています。
③自動搬送タイプ
立体駐車場のように機械で自動搬送されてお参りする納骨堂です。
都心部に多く、24時間いつでもお参りでき、比較的交通アクセスの良い立地にある利便性の高い納骨堂です。
以上様々な形の納骨堂がありますが、永代供養の費用の相場は一人用の納骨堂で30~50万円程度のところが多いようです。
家族用の納骨堂での永代供養の場合、費用の相場は100万円前後といわれ、
管理費を一括支払いする場合は通常の管理費×契約年数となり、契約年数を長くすればするほど費用がかさみます。
〈樹木葬で永代供養〉
樹木葬といっても樹木を墓標代わりにして埋葬するタイプはあまり多くなく、
シンボルとなる樹木の周りに小さめの墓石を配したものや、
樹木や花などを植えて整備された墓所に、同じ形の墓石を置いたガーデニングタイプのものが多いようです。
価格は一般的なお墓に比べて安価な場合が多いのですが、ほとんどの樹木墓では一定期間経過後にご遺骨が合葬墓に移されます。
また、1~4名様用のところが多く、1名様あたりの価格設定の場合は埋葬する人数分の費用がかかりますので、
お骨が多い場合は逆に割高になることもあります。
費用の相場は5万円(合葬)から150万円程度まで幅がありますが、
年間管理費は基本的に不要となります。(※生前の間や一定期間のみ管理料が必要なところもあります)
〈合葬(合祀墓)での永代供養〉
合葬とは他の方と一緒に共同の納骨室に埋葬する方法です。
最大のメリットは価格の安さで、価格の目安は10~30万円程度、中には5万円程度の驚くほど安価な墓所もあります。
金額は基本的に1名様あたりとなり、
人数次第では一般的なお墓を購入できるほどの価格になりかえって割高になることも…。
また他の方のお骨と一緒にお納めするため、一度埋葬するとご遺骨を取り出すことが出来なくなります。
親族などにご相談のうえ、慎重に検討しましょう。
■追加で必要になる費用は?
●納骨代
墓所にお骨をお収めする際には一般に納骨法要を行います。
納骨法要の際はお坊さんにお布施をお渡します。金額の相場は3~5万円程度です。
●個別法要
永代供養の場合、合同供養を行っている霊園・墓所も多く、そちらには費用はかかりませんが、
年忌法要などの際に個別にお経をあげてもらう場合は別途にお布施などの費用がかかります。
また参列者の食事代、参列のお礼の品代、法要のためのお花やお供えものなどの費用も準備しておいた方が良いでしょう。
●刻字料
銘板や墓誌などに戒名・法名などを刻むための料金です。
契約時に支払う料金に含まれていることも多いのですが、
追加の彫刻や特別なデザインの彫刻をお願いする場合などは別途費用がかかります。
●戒名料
戒名(法名)をつけてもらう場合、宗派や位号などによりますが、
戒名料が10万円から時には100万円以上となる場合もあります。
戒名は、戒律を守り、修行に精進することを誓った証として、仏様から授かる名前とされていますが、
必ずしも戒名をつけなければいけないというわけではなく、俗名のまま彫刻をする人もいます。
●(墓所によっては)生前の管理費
永代供養の場合、最初に総額の費用を支払うとその後の管理費などは必要がなくなりますが、
墓所によっては「生前は管理費が必要」「最終納骨者の納骨までは管理費が必要」「一定期間管理費を徴収する」などの
規則を設けられているところもあります。
トラブルにならないよう、必ず契約時に墓所管理者に確認しましょう。
熊本・大分の永代供養の樹木葬墓地 金剛宝寺「天空陵」は家族墓が1基40万円。
管理費不要、戒名料も込みで、価格面でも安心です。
熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」。
費用面でのご負担を減らすために、すべての価格を最小限に設定しています。
①最大6名様まで埋葬可能
ご夫婦でも。ご家族でも、最大6名様まで埋葬することができます。
1基40万円ですので、6名様まで埋葬した場合はお一人様あたり約6.7万円となり、価格面でも大変リーズナブルです。
②永代にわたって合葬せず、個別のお墓のままご供養します。
樹木葬の場合、そのまま、または一定期間経過後に合葬墓に移される場合がほとんどですが、
金剛宝寺天空陵は永代にわたって個別のお墓のままご供養します。
合葬に抵抗がある方も安心です。
③宗教宗派問わず、どなたでもご利用いただけます。
金剛宝寺は真言宗のお寺ですが、天空陵は宗教宗派を問わずにご利用いただけます。
檀家になる必要もないのでお寺づきあいが苦手な方も安心です。
④管理費不要で、後々の負担はありません。
最初に費用をお支払いしたあとは管理費などの費用は一切いただきません。
お墓参りに行けなくてもお寺で丁寧に供養しますし、面倒な草刈りや清掃もおまかせください。
※ご納骨時のみ1名様につき5000円頂戴いたします。
●管理費不要
●戒名料不要
●お寺からお布施をお願いすることはありません。
●個別のご法事などのご利用も一律5000円の明瞭価格です。
⑤阿蘇くじゅう国立公園のなかの樹木葬墓地
天空陵は四季折々の自然に包まれた阿蘇くじゅう国立公園のなかに広がっています。
雄大な阿蘇の山々に包まれて眠ることができる壮大な樹木葬墓地です。
上記のように天空陵は「お墓」の魅力と「永代供養」の魅力の両方を兼ね備えた樹木葬墓地です。
樹木葬、永代供養をお探しの方はもちろん、お墓のお引越し(改葬)をお考えの方も、ぜひご見学ください。
(お墓ディレクター・終活カウンセラー/河野)