知らないと後々後悔することに…
永代供養の埋葬期間と供養内容について
「価格が安い」「後継者がいなくても管理を任せられる」「お墓のお掃除もしなくていい」などなど、
霊園等の永代供養墓の広告には良いところばかりがずらりと書かれており、
それを読んでいると「普通のお墓より永代供養墓の方が良いんじゃないの?」と思いがちです。
もちろんメリットがたくさんある永代供養ですが、当然デメリットもあります。
また一言で「永代供養墓」と言っても埋葬方法も供養内容も多種多様です。
今回は、ご契約前に必ず調べておきたい「永代供養墓の埋葬期間」と、
各霊園や寺院の「供養内容の違い」についてお話ししましょう。
■永代供養墓や永代供養の納骨堂でずーっと供養してもらえるの?
「永代供養墓だから、一度契約すれば将来にわたってお墓の管理をお任せ出来るし、
お墓も荒れ放題にならないので安心ね」と思われる方も多いでしょう。
もちろん、これが永代供養墓の大きなメリットです。
しかし、実は意外な盲点があるのをご存知ですか?
それは「埋葬期間」。
永代供養という言葉から「永遠にそのままのお墓で供養してもらえる」と思いがちですが、
永代供養墓の場合、個別のお墓を購入したつもりでも個別安置の期間が定められている場合がほとんどで、個別安置期間が3~7年程度という場合もあります。長くても33回忌で個別安置期間が終わる場合が多いようです。
ではこの期間が終わるとご遺骨はどうなるのでしょうか?
結論から言うと、個別のお墓に入れた骨壺からご遺骨を取り出して、「合葬(合祀)墓」に移されます。
合葬とはその名の通り、縁のない他の方と一緒に合わせて埋葬する方法のこと。
「いろんな人と一緒に眠れる方が寂しくない」という方もいれば、
他人と一緒に埋葬されるなんて抵抗がある」という方や
「せっかく素敵なお墓を購入したのに、数年で合葬墓に移されてしまうのは寂しい…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は個別の埋葬期間を必ず確認してくださいね。
熊本・大分の樹木葬墓地「金剛宝寺 天空陵」は、合葬タイプの永代供養墓「大地葬」と
個別タイプの永代供養墓「家族墓」「永代墓」の3タイプのお墓をご用意しています。
「家族墓」「永代墓」はずっと合葬(合祀)せず、
文字通り永代にわたって最初に埋葬したお墓のままご供養を行います。
詳しくはこちらから
■「永代供養」ってどんな供養をしてもらえるの?
「永代供養墓を選ぶなんてご先祖様に申し訳ない」「親戚から非難されるのでは…」とご心配される方もいらっしゃいます。
しかし、永代供養を選ぶかたは決して供養をないがしろにしているのではなく、むしろ逆。
“供養をきちんとしたい”からこそ、無縁仏になどにしたくない、お墓参りがなかなかできないのが申し訳ないという思いから
永代供養を選ばれる場合も多いように感じます。
その際気になるのが供養の内容ですね。
一口で永代供養と言っても、霊園や寺院などによって供養内容は異なります。
霊園の場合は住職が常駐しているわけではありませんから、年に1~2回ほど合同供養祭のみというところが多いようです。
寺院の場合はお寺によって供養内容は様々ですが、手厚く供養していただける場合も多いようです。
また、生前購入した際も様々なご相談にのっていただるというメリットも。
合同供養祭は親族も参加できますが、通知が来ない場合もありますので、そこも確かめておきたいですね。
また寺院の場合、供養は基本そのお寺の宗派に則って行われます。
また、そのお寺の檀家になること=入檀を永代供養墓の利用の条件としているところもあります。
「檀家になりたくない」「我が家は代々〇〇宗だから〇〇宗のお経を挙げてほしい」という場合は、
必ず最初に確認しておきましょう。
熊本・大分の樹木葬墓地「金剛宝寺 天空陵」は年に5回合同供養を行うほか、
個別の法要や、日々の暮らしの中での様々なお悩みについてもご相談を承っています。
先日はお彼岸供養を行いました。次の合同供養祭は11月ですよ。
会報にてご案内しますのでぜひご参加くださいね。
天空陵の詳しい内容やご供養についてはこちらから