9月に入り、朝夕がぐんと過ごしやすくなりましたね。
阿蘇くじゅう国立公園に広がる熊本・大分の樹木葬墓地 金剛宝寺「天空陵」も
爽やかな秋風に包まれています。
標高1000mほどの高原に広大な境内が広がる金剛宝寺は、実は「九州で一番早く秋を迎えるお寺」なんですよ。
もうしばらくすると紅葉も楽しめるようになります。楽しみにしておいてくださいね。
熊本・大分で永代供養の樹木葬墓地をお探しの皆さん、
ぜひこの素敵な季節にご見学にいらしてください(^▽^)/
知っておきたい!永代供養の良い点、注意が必要な点。
さて、今回は樹木葬墓地「天空陵」の大きな特徴である「永代供養」についてお話したいと思います。
少子化・核家族化が進む今、「お墓の後継者がいない」「残された家族に迷惑をかけたくない」などの理由で
永代供養を選ぶ方が増えていますが、永代供養には良い面もあれば、気を付けておきたいこともあります。
特に、他の方のお骨と一緒に埋葬する合葬タイプの場合は、一度埋葬してしまうと取り出したり、
お骨の引っ越し(改葬)が出来なくなります。
良い点も気になる点も、両面ともきちんと把握したうえで、後悔しない供養を選んでくださいね。
【永代供養の良い点】
①後継者がいなくても管理をお寺や霊園などに任せることができる。
供養・管理は基本的にお寺や霊園が行います。清掃や草むしりなどの必要がありませんし、
合同の祭壇や献花台を設けてある場合も多いため、定期的なお花の交換なども心配がありません。
②費用を安価に済ませられる場合が多い
お墓の価格は永代使用料(場所の使用料)、墓石代、彫刻代、工事費、管理費などで決まりますが、
合葬墓の場合は墓石代や彫刻代、工事費などがかからないため、大変安価になります。
また管理費も基本的にかかりません。(生前や最終納骨者が納骨されるまで必要な場合もあります)
③宗旨宗派を問わず利用できるところが多い。
永代供養墓の場合、宗旨宗派を問わず利用できるところも多いようです。
しかし、寺院の永代供養墓や永代供養納骨堂の場合は、檀家になることを条件としている場合も多いようです。
必ず事前に確認しましょう。
④生前に永代供養を選択することで、亡くなったあとのことを心配せず、充実した余生を過ごすことができる。
「一人暮らしなので、自分が亡くなったあとお墓の面倒を見てくれる人がいない。」
「お墓の管理のために、将来子どもや孫に迷惑をかけたくない」等々、
供養に関する悩みを抱えている方も少なくありません。
生前に自分が納得できる永代供養墓を契約しておくことで、そうした不安が軽減され、
今後の人生を前向きに楽しめる方も多いようです。
【永代供養で気を付けた方がよい点】
①合葬墓の場合はお骨を取り出すことができない
他の人のお骨と一緒に埋葬される「合葬墓」に納骨したら、再びお骨を取り出すことはできません。
ですから、後々分骨する可能性がある場合や、お骨の引っ越しなどを検討されている場合は合葬墓は避けた方がよいでしょう。
またいくら自分のことであっても、合葬墓の選択をご家族が納得しない場合もあります。
合葬墓を選ぶ際は親族としっかり話し合って決めましょう。
②個別墓であっても、将来的に合葬になることも。
永代供養には
「①ずっと個別の骨壺でお骨を安置するタイプ」
「②最初は個別に安置し、一定期間経過後に合葬墓に移されるタイプ」
「③最初から合葬墓に納骨するタイプ」の3種類の納骨方法があります。
②の場合、お寺や霊園ごとに供養の期間が決められており、その期間は3、7、13、33年などまちまちです。
せっかく気に入った永代供養墓を選んでも、わずか数年後には合葬されてしまう可能性もあります。
管理方法や期間は寺院や霊園によって異なりますので、必ず確認しましょう。
●供養はお寺や霊園で決められた内容になります。
永代供養の良い点として「宗旨宗派を問わない場合が多い」と前述しましたが、
その場合も供養は加入者個々の宗旨宗派に合わせて行うわけではなく、管理側が決めた内容でのご供養となります。
お寺の場合はその寺院の宗派に則ってお経を詠み法要を行いますし、
霊園の合同供養祭でも管理者側が決めた寺院などに読経を依頼をします。
永代供養の場合、将来にわたって末永く供養していただくことになりますので、
供養内容も納得できるものか確認しておきましょう。
また、お寺や墓地によって供養の回数や内容が異なります。
また個別の供養をお願いする場合は別途料金がかかるところがほとんどです。あらかじめ確認しておいてください。
●生前は管理費が必要な場合もあります。
永代供養の場合、最終納骨者が亡くなったあとは基本的に管理料は必要ありませんが、
生前購入の場合、納骨までは毎年管理料を支払うシステムを採っているところもあります。
また、墓所によっては定期的に行われる法要へのお布施が必要な場合もあります。
購入時の費用だけでな、その後負担しなければならない費用についてもきちんと確認しましょう。