5月も半ばを過ぎ、平地では夏日となる日も増えてきました。
熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」でも、爽やかな初夏の風が吹きわたっています。
天空陵の周囲は鮮やかな新緑の山々に彩られ、天空陵に向かう車窓から
大自然に艶やかな色を落とすミヤマキリシマを楽しむこともできます。
ご見学のついでに、今しか堪能できない阿蘇くじゅうの大自然を楽しんでくださいね(^▽^)
こんな爽やかな季節はペットを連れてドライブ――という方も多いのではないでしょうか?
少子高齢化の今、“大切な家族の一員”としてペットを可愛がる人も増えていますが、
その分、飼い主には“ペットの最後まできちんと守っていく”責任感が求められています。
来てほしくはないけれど、いつかは必ず訪れるペットとの別れのとき――。
そんな時に備えて、「ペットのお墓・供養」に関するお話を今回からシリーズでお届けしたいと思います!
◆ペットの供養にはどんな種類があるの?
ペットが亡くなった際、遺骨を荼毘に伏す方法としては「役所に依頼する」方法、
「民間業者に依頼する」方法、そして「どこにも依頼せず、自分で処置する」方法があります。
役所に依頼すればお金はかかりませんが、たくさんの動物の遺骨をまとめて処理する形になります。
また、以前は自宅の庭に埋葬するのが一般的でしたが、現代の住宅事情では衛生面などで問題になることもあります。
ペットを丁寧に供養したいと考える場合は民間業者に依頼するほうが良いでしょう。
近年のペットブームからペットの供養を行う業者は増えていますが、
ペット霊園の歴史はまだ浅いため、トラブルが発生する例もあります。
価格だけにとらわれず信頼できる業者を選びましょう。
民間業者のペットの納骨方法には次のようなものがあります。
【合同供養塔に納骨をする】
他のペットと一緒に納骨をしますので、価格は安く抑えられます。
ペット霊園などで火葬した際、そのまま納骨できることも多いようです。
他のペットとの合同のお墓になりますので、一度納骨すると取り出しはできません。
【納骨堂などに納骨をする】
ペット霊園のなかにはペットの納骨堂を完備しているところが多いようです。
棚型と個別の扉がついたロッカー型の2タイプがあり、ご遺骨を個別に供養することができます。
【個別のお墓に納骨をする】
大切なペットに個別のお墓を用意してあげることは、金額的なことを加味しないなら
もっとも理想的な供養の仕方と言えるでしょう。人間と同様に墓石に名前を刻んだり、亡くなったペットの写真を飾るなどの
オプションがついている場合もあります。永代供養付きでない場合は維持管理費がかかりますが、
何頭も納骨できる場合も多く、ペットをたくさん飼っている方にはおすすめです。
【自宅に納骨をする】
法律上人のご遺骨は自宅の庭などに埋葬できませんが、法的にはペットは人の所有物という考え方になっており、
自宅の庭などに埋めることも違法ではありません。
しかし、そのまま埋葬すると骨壺の中に水が溜まったり、カビが生えたりと不衛生になってしまいますので注意が必要です。
また将来土地を売却したり、引っ越す予定がある場合は、
土地を引き継いだ方が庭を掘った際、何かの骨が出てきて大騒ぎになるというケースもありますので気を付けましょう。
【飼い主とペットのお骨を一緒に納骨する】
近年では「ペットは家族の一員」と考える人が増えています。
亡くなったあとペットロスになる方も少なくなく、できれば自分たちと一緒のお墓に入れてあげたいと考える方もいます。
ペットと人間が同じお墓に入ることについては法的な規制はありませんが、墓地の管理者の許可が必要です。
周囲の利用者への配慮から、ペットを埋葬することを禁止している墓地も少なくないからです。
また先祖代々のお墓の場合は、家族や親族の承諾も不可欠でしょう。
自分にとっては家族同然でも、ほかの親族にとっては不快に感じる場合もあるからです。
しかし、最近ではペットの埋葬を許可している霊園も徐々に増えてきています。
時代のニーズによって今後はさらに増えていくことでしょう。
さてさて、愛するペットを最後まで大切にしてあげたいと考えているみなさまに
また、近いうちに天空陵の耳よりのニュースもお届けしますよ。ぜひご覧ください(^▽^)/