二月も半ばを過ぎ、かすかに聞こえる春の足音に耳をすましている方もいらっしゃることでしょう。
しかし金剛宝寺はまだまだ冬――今日は6℃でした!
とは言うものの、ここ数日は境内の雪も溶けて、
安心してご見学に来ていただけるようになりましたよ♪
しかし、まだまだ油断は出来ません。
ご見学の際はお気軽に、天気の状況などをお尋ねくださいね。
さて、今回は気になる記事の情報です。
「えっ?夫や妻の家族と一緒のお墓に入るのが嫌?」
そんな衝撃的なタイトルの記事を見つけました。
日本では古来より、夫の家の先祖代々のお墓に入るのが当然とされてきましたが、
最近では「死んだあとは夫の家族と一緒に眠りたくない」という奥様の声もよく聞きます。
また、お墓はいらないと考える人、遺骨は自然に還してほしいという考えから、
「樹木葬」や「散骨」を選択する自然葬志向の方も増えているようです。
記事にはそんな皆さんのお墓に対するご意見が掲載されていました。
その内容を一部抜粋してご紹介します!
●「両親の墓は遠く、自分自身の病気などでずっと行けません。
故郷に住む親戚などから墓参りに来ないのかと責められることもありますが、
お墓参りは誰のためなのか疑問を感じます。
2人姉妹ですが、今は疎遠で今後の墓をどうするのか話す機会もなく、
重たくのしかかっているのが現状です」(熊本県・60代女性)
●「自分だけなら墓は不要と思いますが、田舎にある先祖代々の墓まで
自分の決断でなくしてしまうほどの意気地はありません。
やむなく東京に墓を買って改葬する覚悟を決めました。寺院墓地が理想ですが、
檀家としてのもろもろを子どもに押し付けたくないので、
檀家制度を廃止するお寺が増えて来ることを願っています」(東京都・40代男性)
●「結婚する気が無いので永代供養墓に入れてもらいたい。
父方の先祖の墓は浜松市にあるが、父も兄弟も浜松に住んでいないし、
将来姉も自分も別の場所に住むことになるかもしれないので、
両親の墓と母方の祖父母の墓をどうするかという問題もある」(埼玉県・10代男性)
●「月にでも埋葬してほしい。月が昇って来たら、月に向かって手を合わせてもらえばお墓参り完了!
子供たちもお手軽でいいんじゃないかな」(茨城県・40代女性)
●「夫婦別姓で暮らしているので、墓石には好きな言葉とかをデザインしたい。
本当は、墓も必要ないと思うが、娘たちがおばあさんになる頃くらいまでは、
亡き親をしのぶよすがとしての墓が必要なのかな」(東京都・50代女性)
●「子が親の葬儀をしたり墓参りするって、ごく自然のことだと思う。
お墓には死者への丁重な想(おも)い。日々の報告、感謝、道徳など。
死者と生者が幸せになるためのエッセンスがたくさん入ってるんです。
そして、今を生きる智慧(ちえ)も。墓参りって、ほんとに美しい日本文化ですよ。」(大阪府・50代男性)
●「先祖代々の墓に私が入るとしても、そのあとは誰もいないので、
両親がなくなって七回忌が済んだくらいで墓じまいしようと決めている。
自分はパートナーと2人の墓を作り、その後永代供養に移してもらえるように生前に契約しようと思っている。」(岡山県・30代女性)
実にいろいろなご意見がありますね。お墓については人それぞれ考え方が異なりますので、
どれが正しく、どれが間違いということはないと思います。
ただお墓は自分だけのものではありません。残された家族や子孫にも関わってきます。
ご家族とじっくり話し合って、納得のいく埋葬方法を決めてくださいね。
その選択肢の一つとして金剛宝寺「天空陵」を選んでいただけたらとても嬉しいです。