お墓…困った。ご遺骨…どうしよう。大丈夫!こんな方法があります。
■お墓についてこんな悩みをお持ちの方が増えています…
「お墓が遠方にあり、お墓参りに行くことができない」
「もう何年もお墓参りに行ってないので、実家のお墓が荒れ放題になっているんじゃないかと心配…」
「お墓のことで子どもたちに負担をかけたくない。自分たちの代できちんとしたいんだけど…」
「一人暮らしなので、自分が死んだあとお墓の面倒を見てくれる人がいるのか心配」
「子どもが娘しかいない。結婚してしまったので、お墓の跡を継いでくれる人がいない。」
「生きてるときに楽しみたいから、お墓にお金をかけたくない」
「お寺のお墓だが、お寺づきあいをしたくないので檀家をやめたい」
「母はお墓を守ってほしいと言ってるけど、正直負担が大きい…」
などなど。
そして他にも…こんな悩みを持つ方がいらっしゃるのも現実です。
「縁のない親戚のお骨の預かり手が自分しかないが、自分の家のお墓や納骨堂には納骨したくない」
「家族が亡くなったが、お金がなく、遺骨をどうしていいか分かないので、そのまま家に置いたままにしている」
「親戚が亡くなり遺品整理をお願いしたら埋葬してない骨壺が出てきんだけど…。どうすればいいの?」
…なかなか難しい問題ですね。
■お墓の問題を解決するために注目されている永代供養とは
そんなお悩みをお持ちの皆様にいま注目されているのが「永代供養」です。
最近テレビなどでも耳にすることが増えましたね。
さて、永代供養とはどんな供養でしょうか?
永代供養とは、簡単に言えば「お墓の後継ぎがいる、いないかかわらず、お寺や霊園などの墓地管理者が代わりに供養や管理をしてくれる」供養のスタイルです。
お掃除などの管理はもちろん、供養も代わりにしてもらえますので、お墓の後継者がいない方や遠方に住んでいて地元のお墓参りになかなか行けない方も安心ですね。
■亡くなったあとの「不安」「心配」を解決
最近、いわゆる「おひとりさま」が急増しています。
しかも増えているのは、若者の一人暮らしではなく、未婚の中高年のかたの一人暮らしや、配偶者と死別した高齢者のかたの一人暮らし。そして少子高齢化が進む今、この傾向はますます高まっていくことが予想されます。
そんなおひとりさまの心配事のひとつが「自分が亡くなったあと遺骨はどうなるのか」ということ。
親しい親族がいれば問題ありませんが、疎遠で何年も会っていなかったり、顔も見たことがないような遠縁しかいない場合、最悪、遺体の引き取りを拒否されることもあります。
そんな場合は、自治体が費用負担して火葬され、無縁墓に埋葬されることになりますが、それはやっぱり悲しいですよね…。
永代供養はそうした心配も解決してくれます。
永代供養はほとんどの場合「生前申込」ができますので、元気なうちに永代供養墓のご契約をしておけば、残りの人生を安心して有意義に過ごすことができます。
ただし、一人暮らしの方は事前に信頼できる方に「墓地の利用契約書」等の保管場所を伝えておいたり、分かりやすい場所に保管するなどしておいてくださいね。
■永代供養にもいろいろなタイプがある?永代供養の種類を説明します。
永代供養と聞くこと「永遠にお墓で供養してくれるのね」と勘違いする方がいますが、永代=永遠ではありません。
ではどんな供養なのでしょうか。
実は永代供養といってもいろいろな種類があり、それぞれ内容が異なります。
今回は埋葬方法の違いからそれぞれの供養形態について説明しましょう。
【合祀型】
縁のない他人のご遺骨と一緒に故人のお墓を埋葬するタイプです。
納骨室が分かれていないため個別の管理が必要なく、ご遺骨を収納する場所もとらないため、永代供養のなかでも価格がかなり安価になります。
ただし、他の方のご遺骨と一緒に埋葬するため、いったん納骨してしまうとご遺骨を取り出すことができなくなります。
将来ほかのお墓や納骨堂などに移す可能性がある場合は、合祀型はやめておいたほうがいいでしょう。
また合祀自体に抵抗を感じる方も少なくありませんので、後々のトラブルにならないよう、必ず親族の方と相談しましょう。
【個別型】
個別型とは、その名の通り個別の骨壺でご遺骨を管理してもらうタイプの永代供養です。
個別タイプの樹木葬、納骨堂などがこのタイプに分類されますね。
ただし、個別型といっても「永遠に」個別で安置してもらえるわけではありません。
ほとんどの永代供養では契約期間が定められていて、この期間が過ぎたあとは他のご遺骨と一緒に納骨する「合祀墓」に移されます。
期間は13、17、33回忌までなど様々ですが、7回忌や時には3回忌で合祀墓に移される場合もあります。
「期間は経過したけど、やっぱり合祀にしてほしくないな」と思われる方は、施設によっては契約期間が過ぎたあとも管理料や永代供養料を支払うことで更新できる場合もあります。
契約する前に「個別安置期間はどれくらいなのか」「延長はできるのか」必ず確認しましょう。
■なぜ安い?永代供養の価格と相場。
永代供養の料金は、10万円~150万円と大きく幅がありますが、一般的に20~50万程度のところが多いようです。
時には3~10万円というところもあり、「こんなに安いの?」と驚く方もいますが、こうした場合はほぼ間違いなく「合祀タイプ」であり、他の方の遺骨と一緒に埋葬するため個別のスペースが必要なく、供養も一括で行えるため安価に設定できるわけです。
そのため、一般のお墓や納骨堂に永代供養を付ける場合は100万円以上かかることもあります。
その場合も個別安置期間が過ぎると合祀に移されることが多いようですが、管理費を払い続ければ個別安置期間を延長できる場合もあります。
■永代供養の注意点と失敗事例
安価だし、管理もしてもらえて…と永代供養はいいことづくめのようですが、実は注意が必要です。
時にはこんな例もあります。
「ガーデニングタイプのおしゃれな永代供養樹木葬墓地だったので、主人と一緒に見学してすぐに予約しました。
申込みの際、個別の安置期間はあまり気にしていなかったんですが、主人が亡くなり7回忌のあとに合祀墓に移され合葬されてしまいました。
結局その後のお墓参りは合葬墓にすることになり、親戚にも「こんなに早く合祀するなんて」と責められています。
お墓参りに行くたびに亡くなった主人に申し訳ない気持ちになります。(60代・女性)」
「子どもたちに負担をかけないようにと先祖代々のお墓を墓じまいして、地元に永代供養の納骨堂を生前契約しました。
子どもたちがお墓参りに来るのが大変だろうから…と考えてのことでしたが、子どもたちにそれを伝えると『自分たちで守っていきたかった』『自分の親が合祀されてしまって他人と一緒に埋葬されるなんて寂しい』とがっかりしている様子。
結局契約はとりやめ、子どもたちの家の近くに普通のお墓を購入しました。(70代・男性)」
合祀墓は費用を抑えることができますが、いったん納骨してしまうと他の方のご遺骨と混在してしまうためにご遺骨を取り出すことができなくなります。
後々別の墓所にお墓を移したくても、改葬も分骨もできません。
合祀の永代供養を選ぶ場合は、周囲に相談のうえ慎重に決めましょう。
■永代供養の選ぶ際のチェックポイント
●自宅からの距離、お墓までの所要時間はどれくらいですか?
●最寄りの駅や周辺環境はいかがですか?
●敷地内に勾配や階段などはありますか?バリアフリー仕様になっていますか?
●最大の納骨人数は?
●墓所の外観は?墓石などはありますか?ある場合、自由に彫刻などはできますか?
●施設内の環境はどうですか?休憩所などはありますか?
●宗旨宗派による制限はありませんか?
●埋葬方法、ご納骨方法は?
●個別の安置期間はどれくらいですか?合祀墓に移される場合、どのような合祀墓ですか?
●費用にはどのようなものが含まれていますか?
●管理費はありませんか?年数による費用の変動などはありせんか?
こうした疑問を解消するためにも、出来るだけ現地に足を運び、管理者と直接話して確認しましょう。
■熊本・大分の永代供養樹木葬「天空陵」の魅力は
これまで永代供養について一般的なお話をしてきましたが、最後に熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」家族墓の永代供養についてお話ししましょう。
天空陵の特徴は
①阿蘇くじゅう国立公園の雄大な大自然に包まれた樹木葬墓地
②最大6名様まで納骨可能
③生前申込OK
④お寺での丁寧な供養
⑤檀家になる必要がなく、どなたでもご利用可能
⑥金額は管理費、永代供養料、墓石施工、永代使用料、戒名すべて込み
そしてそして!①~⑤のような充実した供養内容にも関わらず価格が
家族墓一基40万円であることです。
6名様まで収容した場合、一名様約6.7万円ということになりますね。
百聞は一見に如かず。気になる方はぜひご見学ください(^▽^)/
【お墓ディレクター・終活カウンセラー/K】