ひとことで樹木葬墓地といっても様々ですが、ほかの樹木葬墓地にない「天空陵」ならではの魅力は、
なんといっても墓所を包み込む雄大な大自然です!!
その壮大なスケールに感動してご契約された方も多いんですよ。
というのも、実は金剛宝寺「天空陵」は、実は阿蘇くじゅう国立公園のなか!
1万㎡もの広大な敷地は熊本・大分の両県にまたがっており、
阿蘇くじゅう地方ならではの高山植物や動物たちも生息しているんです(⌒∇⌒)
今回はその「阿蘇くじゅう国立公園」について詳しくご紹介しましょう!
■公園の特徴
阿蘇くじゅう国立公園は昭和9年に国立公園に指定されました。面積は72,678ha!
大カルデラにそびえる阿蘇山やその北に連なるくじゅう連山などの火山群、
そして、その周囲に広がる雄大でなだらかな草原などが、阿蘇くじゅう国立公園の大きな特徴です。
公園の南部には阿蘇山があります。“九州のへそ”、“火の国熊本のシンボル”としても知られる阿蘇山は、
南北約25km、東西約18kmに及ぶ世界最大級のカルデラを有する活火山としてあまりにも有名ですね。
噴煙を上げているのは阿蘇五岳のひとつの中岳で、
ほかに、最高峰の高岳、ギザギザの形の根子岳、さらにはその周囲の火口原や外輪山によって構成されています。
公園北部には、鶴見岳や由布岳が雄大で美しい山容を誇っており、山稜からは別府湾、由布院盆地、
くじゅう連山まで一望でき、雄大な大自然の鼓動を感じることができます。
■生態系
阿蘇・くじゅう国立公園の生態系は、園内に活火山を有する国立公園とあってかなり独特です。
野焼き・採草などが行われていることにより、草原にはススキや、放牧の牛や馬の食糧となるシバなどが植生。
また火山の周辺では、火山性ガスの影響で、ミヤマキリシマやコケモモなどの植物も群生しています。
阿蘇ならではの風景は、こうした独特の生態系によって作られているんですね。
また絶滅が危惧されているヒゴタイ、キスミレ、エヒメアヤメなどの希少種も残されており、
さらにタデ原などの湿原にはサワギキョウやヌマガヤなどが群生する学術的にもたいへん重要な環境として注目されています。
●生き物
阿蘇くじゅう高原には、独特の生態系に育まれた植物や生物を捕食する様々な動物たちが棲息しています。
なかでも特徴的な生き物としてはチョウ類があげられるでしょう。
草原の植物を食草とするオオルリシジミやゴマシジミなどの希少種も棲息。
また、昆虫類としてはほかにもキュウシュウエゾゼミ、草原にはダイコクコガネなども棲息しています。
鳥類の種類も独特で、ホオジロ、ホオアカ、セッカ、コジュリン、コヨシキリなどのほか、ノスリやツミなどの猛禽類も。
またタカチホヘビやヤマカガシ、オオサンショウウオやブチサンショウウオ、
カジカガエルなどの爬虫類、両生類も生息しています。
●温泉
阿蘇くじゅう国立公園のなかには火山を有する大地が生み出した多彩な温泉地が散在しています。
泉質もよく、全国の温泉ファンから注目されている名湯、秘湯も少なくありません。
特に四季折々の自然に包まれる露天風呂は、阿蘇くじゅうならではの風情が楽しめ大変人気です。