2016年4月14日、16日に発生した熊本地震から丸2年を迎え、
熊本県庁では県主催の犠牲者追悼式などが開催されました。
被災地など各地では家族や友人らの冥福を祈る人々の姿があり、
蒲島知事は「熊本を再生し、次の世代に引き継ぐことは今を生きる私たちの使命だ」と
決意を新たにしました。
熊本地震では熊本・大分の両県で計267名の尊い命が奪われ、
住宅4万3392棟が全半壊、お墓や納骨堂などにも大きな爪痕を残しましたが、
2年の月日を経て熊本は徐々に元の姿を取り戻し始めました。
熊本城では最上階の瓦葺きが完成し、新たなしゃちほこの設置も始まりました。
熊本の墓地の各所でも着実に修復が進んでいます。
阿蘇神社でも楼門の復旧作業が進み、
さらに南阿蘇村と阿蘇山上をつなぐ剣道阿蘇公園下野線(北登山道)が開通しました。
これで阿蘇山上に向かう三本の登山道がすべて復旧しています。
しかし、2018年3月時点でいまだ3万8112人もの方が仮設住宅などで避難生活を続けるなど、
まだ完全な復旧までにはまたまだ様々な課題が残されています。
県民の生活をすべてもとに戻すためには、これからも多くの皆様の支援・サポートが必要でしょう。
金剛宝寺は樹木葬墓地「天空陵」の家族墓をご購入いただいた際、その費用の一部を熊本の復興支援金として寄付し、
「地元の景色をよみがえらせ、未来に向かってさらに元気にするために」
継続的な支援を行っていきたいと考えています。