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夏の阿蘇くじゅうはご見学のベストシーズンです!②

ようやく梅雨が明け、本格的な夏に突入しました(⌒∇⌒)

 

しかし、7月の初旬に西日本を中心に甚大な被害をもたらした豪雨は、

100名以上の死者を出し未だ行方不明者の捜索が続くなど、各地に深い爪痕を残しています。

亡くなられた方々に対しましては心よりお悔やみ申し上げるとともに、

被災された皆様が一日も早く平穏な日々を取り戻されることを心より願っております。

 


 

やっと青空が戻ってきた阿蘇くじゅう高原――

熊本・大分の樹木葬墓地 金剛宝寺「天空陵」も抜けるような青空と鮮やかな木々の緑の爽やかなコントラストに包まれ、

まさにご見学のベストシーズンを迎えています。

 

ご見学に向かう際、随所でこんな絶景も見られますよ(^▽^)/

 

10000㎡もの広大な敷地内には清流も流れています!

この川、実は熊本最北端の一級河川・菊池川の源流の一つなんです(⌒∇⌒)!

水はひんやりと冷たく、清らかに流れるその風情も涼を感じさせてくれますよ。

ご見学の際、お時間があればぜひ川にも行ってみてくださいね。

 

 


 

さて、今回は阿蘇くじゅう周辺のおすすめ観光スポットを3か所、ピックアップしてご紹介します!

 

【やまなみハイウェイ】

やまなみハイウェイは、北は由布院、南は熊本県阿蘇郡南小国町を結ぶ観光道路であり、

雄大なくじゅう連山の絶景のほか、様々なレジャースポット、温泉、高原グルメなども楽しめる全長約50㎞ほどのドライブルートです。

 

くじゅう連山、飯田高原、瀬の本高原などの大自然の景勝美は四季折々に異なる表情で魅せてくれ、日本百名道にも選定。

また沿路には自然を体感できるレジャー施設や観光スポットなども点在し、乗馬体験ができる観光牧場のほか、

広大な自然を活かしたグルメを堪能できるお店などもたくさんあります!

 

お参り帰りにぜひ足を伸ばしてみてくださいね(^▽^)

 

 

【長者原ビジターセンター&タデ湿原】

「阿蘇くじゅう国立公園くじゅう山の登山口に位置し、くじゅうの歴史や自然の様子について知ることができる情報施設が「長者原ビジターセンター」です。

館内では、くじゅう山群を中心とする地形地質、動植物の資料展示のほか、ビデオ「九重の四季」上映なども。

また登山や観光情報に関する各種パンフレットも用意されています。

ここを起点に、約2.5kmの自然研究路も整備されており、阿蘇くじゅう高原特有の自然を堪能できる「タデ原湿原」を散策することもできます。

タデ原湿原は九重火山群の山麓湧水地に作られた湿原で、山岳地域に形成された中間湿原のなかでは、なんと国内最大級の広さ!

野焼きによって湿原環境が維持されているため、希少な植物やツクシフウロ、シムラニンジン、オオミズゴケ等の生物も多く生息し、「ラムサール条約」に登録されるなど、国際的にも価値の高い湿原です。

湿原内と周辺の森林内には自然研究路も設置され、どなた自由に散策することが可能。タデ原湿原の木道は、バリアフリー設計になっているので、ご高齢のかたも安心です。

 

【くじゅう花公園】

年間を通して500種500万本の花が楽しめる、西日本最大級のフラワーパークです。

22万㎡もの敷地は四季折々の花に包まれており、春は西日本最大級の100万坪の花々が一斉に咲き、約20万株のリビングストーンデージーやシバザクラ、チューリップ、パンジー、ネモフィラ、ポピーなどが園内を彩ります。

夏には、ラベンダーフェスティバルのほか、あじさい祭りや、11種類3000本を植栽したブルーベリー畑で、実をつみ取りながら試食ができる「ブルーベリー収穫体験」など、多彩なイベントを用意。

特に「青春のときめきと輝きを再び 幸福のカサブランカ72’」と題されたイベントでは、2万本のカサブランカの香りとともに、70年代の音楽を聞きながら当時のファッションや流行を回想することができます。

 

 

 

 

 

夏の阿蘇くじゅうはご見学のベストシーズンです!

ひとことで樹木葬墓地といっても様々ですが、ほかの樹木葬墓地にない「天空陵」ならではの魅力は、

なんといっても墓所を包み込む雄大な大自然です!!

 

 

その壮大なスケールに感動してご契約された方も多いんですよ。

 

というのも、実は金剛宝寺「天空陵」は、実は阿蘇くじゅう国立公園のなか!

1万㎡もの広大な敷地は熊本・大分の両県にまたがっており、

阿蘇くじゅう地方ならではの高山植物や動物たちも生息しているんです(⌒∇⌒)

 

今回はその「阿蘇くじゅう国立公園」について詳しくご紹介しましょう!

 

 

■公園の特徴

阿蘇くじゅう国立公園は昭和9年に国立公園に指定されました。面積は72,678ha!

大カルデラにそびえる阿蘇山やその北に連なるくじゅう連山などの火山群、

そして、その周囲に広がる雄大でなだらかな草原などが、阿蘇くじゅう国立公園の大きな特徴です。

 

 

公園の南部には阿蘇山があります。“九州のへそ”、“火の国熊本のシンボル”としても知られる阿蘇山は、

南北約25km、東西約18kmに及ぶ世界最大級のカルデラを有する活火山としてあまりにも有名ですね。

 

噴煙を上げているのは阿蘇五岳のひとつの中岳で、

ほかに、最高峰の高岳、ギザギザの形の根子岳、さらにはその周囲の火口原や外輪山によって構成されています。

 

公園北部には、鶴見岳や由布岳が雄大で美しい山容を誇っており、山稜からは別府湾、由布院盆地、

くじゅう連山まで一望でき、雄大な大自然の鼓動を感じることができます。

 

 

■生態系

阿蘇・くじゅう国立公園の生態系は、園内に活火山を有する国立公園とあってかなり独特です。

野焼き・採草などが行われていることにより、草原にはススキや、放牧の牛や馬の食糧となるシバなどが植生。

また火山の周辺では、火山性ガスの影響で、ミヤマキリシマやコケモモなどの植物も群生しています。

阿蘇ならではの風景は、こうした独特の生態系によって作られているんですね。

また絶滅が危惧されているヒゴタイ、キスミレ、エヒメアヤメなどの希少種も残されており、

さらにタデ原などの湿原にはサワギキョウやヌマガヤなどが群生する学術的にもたいへん重要な環境として注目されています。

キスミレ
ヒゴタイ

 

●生き物

阿蘇くじゅう高原には、独特の生態系に育まれた植物や生物を捕食する様々な動物たちが棲息しています。

なかでも特徴的な生き物としてはチョウ類があげられるでしょう。

草原の植物を食草とするオオルリシジミやゴマシジミなどの希少種も棲息。

また、昆虫類としてはほかにもキュウシュウエゾゼミ、草原にはダイコクコガネなども棲息しています。

鳥類の種類も独特で、ホオジロ、ホオアカ、セッカ、コジュリン、コヨシキリなどのほか、ノスリやツミなどの猛禽類も。

またタカチホヘビやヤマカガシ、オオサンショウウオやブチサンショウウオ、

カジカガエルなどの爬虫類、両生類も生息しています。

 

●温泉

阿蘇くじゅう国立公園のなかには火山を有する大地が生み出した多彩な温泉地が散在しています。

泉質もよく、全国の温泉ファンから注目されている名湯、秘湯も少なくありません。

特に四季折々の自然に包まれる露天風呂は、阿蘇くじゅうならではの風情が楽しめ大変人気です。