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市原悦子さんも選ばれた樹木葬。注目される理由は?

樹木葬に散骨…自然葬とは?

 

1月12日に「家政婦は見た」などで知られる往年の名女優・市原悦子さんがお亡くなりになりました。

享年82歳。死因は心不全だったそうで、葬儀は観葉植物など緑一色に祭壇が飾られ、

お墓も生前の遺言により、市原さんの夫・演出家の塩見哲さんの隣の樹木葬墓地に眠ることになったそうです。

自然を愛した市原さんらしい素敵な人生のエンディングですね。

 

樹木葬はイギリスやドイツ、スイスなどヨーロッパではたいへん人気の埋葬方法です。

市原さんは15年に公開された河瀨直美監督の映画「あん」の主人公が樹木葬を選んだことに

感銘を受けて同作への出演を決めたといわれ、ご主人の樹木葬墓地もご自身で選ばれるなど

樹木葬に強い思いを持っていらっしゃったようです。

 

樹木葬は「自然葬」の一つですが、自然葬としては他にも「散骨」があり、これを選ぶ有名人もいらっしゃいます。

では、散骨と樹木葬とはどのような点が違うののでしょうか?

そして、近年なぜ自然葬を選ぶ人が増えているのでしょうか?

 

今回は自然葬、そして樹木葬の魅力に迫りたいと思います。

 

 

 

■樹木葬は自然葬のひとつですが、散骨とは異なりご遺骨を埋葬し、

きちんと供養できます。

 

近年「自然の一部に戻りたい」「普通のお墓ではなく、自分らしいスタイルで眠りたい」と考え、自然葬を選ぶ人が増えています。

自然葬の代表的な方法が「散骨」と「樹木葬」。

 

散骨とはご遺体を火葬したあと、お骨を粉骨(ご遺骨を砕き、粉末状にすること)して海や山中などに撒く葬送方法のこと。

文字通り「自然に還る」葬送方法で、墓石や墓標などが必要なく、価格も散骨場所によりますが、比較的安価な場合が多いようです。

しかし、実は散骨は合法でも違法でもないグレーゾーンにある葬送方法です。

現時点では個人が節度を持って行う散骨については、特に法律で罰せられることはありませんが、

散骨できる場所も限定されており、またご遺骨を粉骨せずそのまま撒けば遺棄罪になります。

 

役所の許可や申請も必要なく簡単なのですが、法律上グレーということに不安を感じる方もいらっしゃるようです。

また今後散骨のビジネス化が進むと、各地の自治体で散骨を制限する条例が制定される可能性もあります。

 


 

一方、「樹木葬」は、散骨とは異なり「墓地・埋葬などに関する法律」に基づいて許可を得た区画に眠る埋葬方法です。

 

樹木葬の魅力は次の①~④となります。

 

①自然の中でのびのびと眠ることができます。

 

一言で「樹木葬」といっても、樹木を墓標とした個別のお墓を作るタイプ、

シンボルツリーなどの樹木が植えられた樹木葬区画に個別の墓石などを配してその下に埋葬するタイプ、

樹木や花などを植えて散歩道のように仕上げたガーデニングタイプなど様々です。

 

遺骨の埋葬方法は、最初から他人のご遺骨と一緒に埋葬する合葬(合祀)タイプ、

一定期間経過後に合葬するタイプ、

ずっと個別のお墓などに埋葬する個別タイプなどに分かれます。

 

墓標やシンボルとなる樹木も、桜、つつじ、もみじ、ハナミヅキ、バラなど花が咲くものや

クスノキなどの常緑樹まで多種多様。

このように埋葬方法や環境などは異なりますが、

自然に包まれて眠ることができ、お参りをする方も四季の美しさを感じながら故人と語り合うことができる

――それが「樹木葬」の魅力と言えるでしょう。

  

②永代供養なので、後継者がいない場合も安心です。

 

通常のお墓は親から子へ子から孫へ代々受け継がれていくものですが、樹木葬は基本的には一代限り。

その後はお寺や霊園が責任をもってご遺骨を預かり、永代にわたって供養を行う「永代供養制度」を採用しています。

そのため、お墓の後継者がいない、子どもはいても遠方などにいてお墓の面倒を見ることができないという方にもおすすめです。

墓所の管理人が責任をもって管理・供養してくれますので、お墓参りができなくてもお墓が荒れ放題になる心配もありませんし、

残されたご家族などに管理費などの金銭的負担や維持管理の手間などをかけることもありません。

 

 

 

③宗旨宗派問わず利用ができます。

 

樹木葬墓地の場合、宗旨宗派を問わず利用できるところが多いようです。

お寺の樹木葬墓地であっても檀家になる必要もないところもあり、

「お寺づきあいが苦手」という方も安心です。

ただし合同供養祭などのご法要は寺院であればお寺の宗派、

霊園などであれば各霊園が手配したお寺の宗派のしきたりに則って行われます。

また寺院によっては檀家になることを条件としているところもあります。

ご契約前に必ずご確認ください。

 

 

④価格が安いところが多く経済的な負担が少なくて済みます。

 

一般的なお墓は100万円~200万円、高い場合は300~500万円ほどの費用が必要となりますが、

樹木葬は比較的安価なところが多いようです。

特に他の人のご遺骨と一緒に埋葬する合葬の場合は、永代使用料(土地代)や墓石代が必要ないため、

20万円以下というリーズナブルな価格設定のところも多いようです。

ただし、一般のお墓と同様に個別の区画で墓石を設置するタイプは80~120万円ほどの価格設定が多いようです。

 

 

 

■熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」家族墓は、

供養も価格も安心できる自然葬として選ばれています。

 

樹木葬の魅力をご紹介してきましたが、樹木葬にもいくつかのデメリットがあります。

例えば

 

●すぐに、または数年後に合葬されてしまうので、抵抗を感じる人もいる。

●合葬された場合、ご遺骨が取り出せなくなるため、ご遺骨の引越し(改葬)や分骨ができない。

●どこにお参りにしていいか分かりにくく、親戚などの理解が得にくい。

 

そのような問題点を解決し、多くの皆様に選ばれている樹木葬が金剛宝寺「天空陵」家族墓です。

 

 

熊本・大分の樹木葬墓地「天空陵」家族墓の特徴

  

①墓石付き、個別安置、永代供養付きなのに、1基40万円と大変安価です。

 

金剛宝寺「天空陵」家族墓は、彫刻できる墓石付きで普通のお墓のように個別の区画があり、ご家族で眠ることができます。

そのままのお墓で永代供養をしてもらえるため、将来合葬墓に移される心配もありません。

しかも価格は1基40万円、その後の管理費などは一切不要というとても安価な価格設定です。

 

②最大6名様まで埋葬可能。

 

樹木葬の場合、1~2名様のご遺骨を収容できるタイプが多いようですが、天空陵は最大6名様まで埋葬可能。

ご夫婦で、ご家族でゆっくり眠ることができます。

1基40万円なので、6仏様までご納骨した場合1仏様6.7万円ということになり、価格面でも大変リーズナブルです。

 

②宗教宗派不問。檀家になる必要はありません。

 

金剛宝寺は真言宗のお寺ですが、天空陵は宗教・宗旨宗派を問わずどなたでもご利用いただけます。

別宗教の方、無宗教の方などもお気軽にお問合せください。

ただし、ご供養については真言宗のしきたりに則って行いますので、あらかじめご了承ください。

 

③お墓の後継者がいなくても安心の永代供養墓です。

 

近年、「子どもが遠方で所帯を持ってしまい、お墓の後継者がいないので将来が不安」

「子どもがいないので先祖代々のお墓が無縁墓になってしまったらどうしよう」といったお悩みをお持ちの方が増えています。

そうした悩みを解決するのが、“墓所の管理者が永代にわたって供養・管理を行う”永代供養。

天空陵のお墓はすべて永代供養墓となっており、ご加入いただいたあとは、

金剛宝寺の住職・副住職が永代にわたってていねいにご供養をします。
 
 

④熊本・大分の県境にまたがる広大な敷地。

 

金剛宝寺の境内は四季折々の大自然が広がる阿蘇くじゅう国立公園の中にあります。

熊本・大分両県にまたがっているため、住所も「大分県玖珠郡九重町」と「熊本県阿蘇郡小国町」の両方になる広大な敷地です。

天空陵はそんな阿蘇くじゅう高原の雄大な絶景や四季折々の自然、

優しい野鳥のさえずりなどに包まれた壮大なスケールの樹木葬墓地です。

 

⑤契約後の管理費は不要。後々の負担は一切ありません。

 

「最初は安いけど、毎年の管理費などがかかるのでは…」というご心配をされる方もいますが、ご安心ください!

天空陵は管理費は一切不要。追加の寄付金などをお願いすることもありません。

年5回合同供養を行い、ご家族・ご親族なども自由にご参加いただけます。